@ nk hall 2002/2/6

 
opening act-the mad capsule markets

こんな時期に来てくれるなんてありがたい。友人と一緒にディズニーリゾートラインに乗ってNKホールへ。

5時過ぎ、Tシャツに着替えて荷物を預け、準備完了。予定時刻から30分ほど遅れて開場し、小走りでフロアへと向かう。NKのフロアに下りたのは初めて。ステージ近い。
相変わらず始まるまで長いこと待たす待たす。立ちっぱなしで腰も痛くなってきた頃、甘い香りのスモークがモクモクとわきあがる。スタッフの Are you ready!!!!???? なんたらかんたらFrom UK!!!(これ好き。)の紹介の後、リアムとドラマーのキエロンが登場!リアムはソフトモヒカンにジャケットを着てカチっとした格好。新生PRODIGY軍参上を告げるアーミーマーチがプレイされマキシム、キースも登場。マキシム、Where the fuck are ya!??!?! と叫びながら顔がすでに(メイクで?)超テカってて目がやばい。この人がインタビュー等で落ち着いた物腰のあのマキシムだと思うと、このパフォーマーっぷりは相変わらず素晴らしいと思う。編み込んだ新しい髪型に、マキシムアイテムを身に付けて早くも威嚇!キースは、セカンドアルバムのころのようなカラーリングして立てた髪。

1曲目はライブでもっとも大好きなTheir law。キースも1曲目からマイクを握る。続いて新曲のTrigger。ここでもマキシムとキースがボーカルをとる。この曲のライブ音源は前もってネットで聞いていて、正直「新曲こんな感じでいいの?」と思うほど地味に感じていた。でもライブで聞くと結構迫力がある。いずれにせよ今までみたいな踊れコノヤローってタイプの曲ではない。 3曲目は早くもBreathe。FAT OF THE LANDからの曲に新曲を絡めながらのセットが続く。Diesel Powerはインストになっていてマキシムがボーカルをとっているけど、あまりラップしてなくてちょっと残念。Poisonではマキシムがいつものように客に歌わせようとするけど、みんな歌詞が分からないらしくポイズン!と叫ぶだけ。なにやら叫ぶ日本人キッズの言葉を一生懸命聞き取ろうと耳に手をあて身を乗り出すマキシム。 Mindfieldsでは曲の始めにマキシムが引っ込んでキースがマイクを持ち始めたので、「えっ。そういう役割分担になったの?」と思ったら、すぐにマキシムが出てきていつものようにやる。そしてFirestarterでキースがボーカルを取り始めると盛り上がりは最高潮。人が上からぼったぼった降って来るので最後は自己防衛でステージを見てることができない状況。この曲で一度メンバーは引っ込み、アンコールを求める歓声に応えてすぐに再登場。アンコールの1曲目はFuel My Fire。この速いビートは疲れきった体でも異常にパワーが湧き出てきてまだまだ盛り上がれる!ラストはRhythm Of Lifeで締め。キースが終盤にさしかかったころステージ下に降りるが時間切れなのかスタッフに止められ、ちぇっ、という感じでステージに戻っていく。マキシムとキースがバックステージに消えた後、リアムがステージ前方に出てきて(おなじみ)頭上で軽く拍手をし去っていった。
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あとがき
リロイが脱退した時に本当に残念に思ったし「リロイのダンスなしのライブなんて! VooDoo Peopleどうすんのさ!」って思ったらもうセットリストにはVooDooはなかった(泣)もうやってくれないのかな。帰り道ではリロイが雑誌のインタビューで言っていたプロディジーの「バンド化」について思い出してSと一緒にちょっぴり切なくなったりもして。それから、実を言うと私はキースが全編に渡ってマイクを握ることに少し違和感を持ってた。キースが歌えばみんなも喜ぶし盛り上がるのはわかっているけど「オレはフロントマンじゃないもんねー」ともったいぶるかのようにダンスに興じてキレまくるキースの図がお気に入りだったから。でも実際に見てみると、リロイが居ない分マキシムとキースがずっとステージにいる状況も、2人の掛け合いも思った以上にしっくりきてた。

1. INTRO
2. THEIR LAW
3. TRIGGER
4. BREATHE
5. GOBLIN
6. SMACK MY BICTH UP
7. DIESEL POWER
8. BABY'S GOT A TEMPER
9. MINDFIELDS
10. NUCLEAR
11. POISON
12. BENNY BLANCO
13. FIRESTARTER
14. FUEL MY FIRE
15. RHYTHM OF LIFE

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